こんにちは
城野です。
チャート上に存在する「壁」について考察してみます。
FXは、勝てるパターンを紹介している人が多いので、
エントリーポイントばかりに目が行く人が多いです。
例えばこのように「ネックラインをブレイクしたから青丸で買いを入れる」のもその1つです。
![](http://shironofx.com/wp-content/uploads/2019/02/SnapCrab_NoName_2019-2-10_15-59-13_No-00-300x129.png)
このパターンが出たらエントリー!というだけで勝てれば
楽ですがFXはそれだけだと負けまくります。
なので
勝率を上げるために他にもみてほしいところがあります。
それがチャート左側の壁です。わかりやすいように赤い線を引きました。
![](http://shironofx.com/wp-content/uploads/2019/02/SnapCrab_NoName_2019-2-10_15-59-55_No-00-300x132.png)
買いを行う場合は、同じ時間足の高値やネックラインが壁になることが多いです。
大切なのでもう一度書いておきます。
同じ時間足 の高値やネックラインです。
売りを行う場合は
同じ時間足の安値やネックラインが壁になります。
レジサポは上位足だけではないの?
「水平線で伸びにくい壁になるのは上位時間足のレジサポだけだろう」 と思うかもしれませんが
同じ時間足でもすぐ上にレジサポがあれば伸びにくいことが多いです。
なので同じ時間足であっても壁になります。
これも環境認識スキルの1つなので身につけていきましょう。
壁が真上、真下にあり値幅がないならトレードしない!!
これを唱えるだけで勝率がアップします。
とにかく壁が近いと伸びなかったり、損切りラインまで逆行してきたり、美味しくないんですよね。
例えるならば、野球ボールを50センチほど前の壁に投げたら即反発して顔面に当たります。
ですが、20メートル離れたところから壁に投げれば、しっかり飛んでいきます。
そんなイメージです。
壁が遠いほうがローソク足もスムーズに伸びていきます。
なぜ壁が近くにあると伸びない?
それは、勝っていた人たちの利確の売りと 逆張りの新規売り注文 が入るからです。
なので壁(水平線)付近では、ゴチャゴチャともみ合いになるわけです。
さっきの画像の続きですが、ネックを抜けたあと青丸でもみあって一度下落していますよね?
![](http://shironofx.com/wp-content/uploads/2019/02/SnapCrab_NoName_2019-2-10_16-21-36_No-00-300x127.png)
↑モミモミしてます。
例外もある
ただ、例外もあります。
壁がなかったかのように、相場に勢いがあるとズドーンと抜けていくこともあります。
これだけは読めないので、
壁があるとおもってスルーしても伸びたときはまあいいや。と思うようにしてます。
悔しい!!と思うとメンタルがぶれますからね。
ギュンと伸びたのは結果論であって、止まって即下落する危険性もあった、それが避けれたから
よしと考えましょう。
あくまでリスクがあるときは無理しない に徹します。
練習問題
この状態で売りますか? どこにラインを引くか、損切り位置、利確位置を考えてみてください。
このあとのチャートの動き方も考えてみてください。
![](http://shironofx.com/wp-content/uploads/2019/02/SnapCrab_NoName_2019-2-10_16-40-49_No-00-300x188.png)
解説はこちら:http://shironofx.com/?p=343
pass:88114