エントリーすると逆行ばかりで負けてしまうという方は多いと思います。
以前は私も逆行しまくっており、かなり負けました
いまは相当経験が溜まっており、ほとんど逆行することなくトレードできております。
逆行しにくいポイントを知ることで含み益の時間も増えて
精神的に安心するし、
エントリー後、利確を予定していたラインまで伸びなくても、
建値で逃げるチャンスがあります。
トレードを2年間毎日、6000時間近くチャートを見てきて気づいた
「逆行しないポイント」をお伝えします。
そもそも逆行する原因は4つあり以下のとおりです。
- レンジの中で売買
- 伸び切ったところでエントリー
- 順張りブレイクアウト手法を使っている
- 上位足の環境を把握できてない
では解説します。
Contents
即逆行してしまう原因
レンジで売買している
レンジの中でトレードをすると逆行しやすいです。
いろんな目線の人がいますから上に言ったり、下に行ったりめちゃくちゃな動きをします。
上に上がったと思ってロングした瞬間、売りたいと思っていた人の売りが入り下落したり、
下がったからショートをした瞬間、下がっていかず、急騰なんてことがあり、
ボロ負けします。
レンジの中での売買はほとんどのトレーダーが避けています。
まじで驚くほど資金減りますよ。
私が取引を避けているレンジは以下の通り。
ボックスレンジ
三角保ち合い
レンジは直近の高値安値のラインの間でもみあう形のことです。
上昇トレンドであれば高値更新できなくなってきた、
下降トレンドであれば安値更新をしなくなったら
レンジ入りしたと考えて取引を控えてください。
伸び切ったところで売買している
波が伸び切ったところというのは大衆心理で言うならば
だいぶ買われたポイント、かなり売られたポイントです。
例えば
急騰や、急落での飛び乗り。
これも逆行されやすいです。
急騰、急落をみたらポジション持たないでください。
なぜならば
急騰の起点でロングした大勢の人がポジション決済(利確)
をそろそろしようと考えているからです!
その人達が
もうお腹いっぱい、利確しよう!
と考えているポイントで
これから買いエントリーしたらどうなるでしょうか?
・・・
大量の決済(売り注文)が入るので高確率で下落します。
急落をみて売りを入れる場合も一緒です。
飛び乗りは逆行の原因になります。
ブレイク狙いをしている
相場の手法はざっくりいってしまうと
「抜ける」ときの動きを取るか「反発」の動きを取るかです。
抜けるのを取るのがブレイクアウトの順張り手法なのですが
ブレイクアウトはラインを抜けたと思ったら「だまし」になって
戻ってくることが結構あるんですね。
よく下の画像のようになります。
上限を抜けたと思って買いを入れると、戻ってきてます。
結局、上方向に行くのですがポジションを耐えて持つとしても
含み損の時間が長くなりますよね。
というのもブレイクアウトは
サポートラインに対して売りで入り、
レジスタンスラインに対しては買いで入ります。
ラインの間際の部分なので、
- 利益確定の反対売買注文
- 逆張り勢の注文
によって逆行がとても起こりやすいです。
抜けを見極める方法はあるといえばありますが
初心者には難しいですね。
さきほど「買われたところで買うな・売られたところで売るな」と言いましたが
ブレイクアウトはある程度、「売られた・買われた」場所でのトレードになるため
逆行しやすいのです。
逆行しにくいのは逆張り
抜けを狙うブレイクアウトに対して「押し目買い戻り売り」は、
逆張りになるので逆行しにくいですね。
買われて上がってきたところを売る。
売られて下がったところを買う。
チャートはジグザグ動きますよね。
この、押し目と戻り目を狙う方法は
このN字の折返し部分を取ることになるので、リスクリワードも良くなります。
損切りする人の決済での買いと新規の注文での買いが重なる部分なので
ダブルのパワーで勢いよく動きやすく逆行されにくです。
なので長期足に対する、トレンドフォロー・順張り。
短期足でみたときの、逆張りは 逆行されないためにかなり
有効なのです。
転換点の見極めが必要になりますが、
そのチャートパターンは最後に紹介します。
環境認識が不十分
上位足のレジスタンスラインに対して買いを入れたり
サポートラインに対して売りをいれるの波があまり伸びずに逆行される原因になります。
特に、初心者のころは環境認識に慣れておらず、
短期足だけみて、長期足で引けるラインを抜ける、と錯覚してしまうのですが
短期足のリズムで長期足を抜けることはほぼないです。
高確率で一度反発します。
弟が兄に力では負けてしまうのに似ていますね。
これも先程の理由と同じですね。
みなが利確をし始めるポイントだからです。
しかも、短期組だけでなく長期組も利確をするので
大きな逆行になる可能性が高いです。
短期足しか見てないと危険なのはこういったところに理由があります。
しっかり環境認識しいきましょう。
逆行されないための対策
では原因や防ぐ方法がわかったところで本題の逆行されないポイント・形を
完全解説します。
とはいえ、もう原因をお伝えしたので「その逆」を
すればよかったりするのですが笑
- 長期足の水平線・トレンドラインを背中にする
- 勢いを見方につける
- 逆行されにくい形
長期足のラインを背中にするとは
長期足で引ける「水平ラインorトレンドライン」の
反発を狙ったトレードをするということです。
たとえば、
1時間足でチャートで引けるサポートラインがあったら、
短期足5分足などでしっかり転換パターンが出てから買いを入れる。
ということになります。
で、この方法を使いこなすには「環境認識」が必要で
ラインの硬さを知ることも大切になってきます。
勢いとは
勢いはエントリーする際の必須の指標となるもので、
複数のローソク足の組み合わせで感じ取ることができるものです。
下の画像は逆三尊の形です。
買いの勢いが強いのが分かりますか?
分かるとしたら勝ちトレーダーですね。
理由としては、V字回復を見てほしいのですが
下げた時間よりも上げた時間のほうが短いからです。
一瞬で上がってきてます。
値動きをあまり意識してない方には聞き慣れない言葉かもしれませんが
勝ちトレーダーの多くはみな勢いを見て判断しています。
ネットの世界ではあまり言及しているブログがないので重要視されにくいですが
私からしたら必須レベルです。
環境認識とパターンと勢いを組み合わせて判断するとかなり逆行しにくくなります。
逆行されにくい形(チャートパターン)
逆行されにくい形には規則性があるので、
転換点のパターンを覚えるのが一番はやいですよ。
一例がこのようなものです。
底値圏での逆三尊
底値圏でのアセトラ
天井圏でのディセトラ
天井圏での三尊
- 底値圏での逆三尊
- 底値圏でのアセトラ
- 天井圏でのディセトラ
- 天井圏での三尊
この4種は私が転換点を研究したなかで逆行されにくい形のチャートです。
共通しているのは「天井・底を3回試している」「切り上げ・切り下げ」を
している点です。
さきほどのローソク足の組み合わせと形をセットで覚えるだけで
かなり逆行しにくくなります。
今回パッと説明を聞いただけでは覚えられないと思うので
実際のチャートや検証ソフトで検証をおこなって感覚を身に着けていってみましょう。