テクニカル

移動平均線だけで勝てる?移動平均線を使ったトレード方法!

こんにちは城野たかゆきです。

今回は、移動平均線だけで勝てるか? という話です。

 

結論から言えば、移動平均線”だけ”で安定して勝つのは厳しいです・・・

ただ、他の要素と組み合わせて使うなら非常に良い相棒になってくれますよ。

では解説していきます。

MAだけではトレードできない理由

デッドクロス、ゴールデンクロスで勝てる説

よくデットクロスとゴールデンクロスでエントリーとかいうものが
有名ですが、はっきり言って、それだけではエントリーのサインとしては

使えないんです。

移動平均線の動きはローソク足が確定してから決まるため

ゴールデンクロスやデッドクロスになったタイミングでエントリーしたとしても、

すでにローソク足がだいぶ伸び切ったところにあるため遅いんです。

なので成績が悪くなります。

MAタッチでエントリーで勝てる説

また「10MA」にタッチしたらエントリーであったり、

「一度MAを抜けて、再度戻ってきたらエントリー」 というMAを反発ポイント

として使う技もありますが、根拠が薄いため こちらも成績の安定性に掛けます。

 

ですが、プライスアクションを根拠に組み合わせることをおすすめします。

あと「タッチ」でエントリーするというよりは

移動平均線の”この付近”で反発とゾーン的な見方をしておき、

最終的なエントリー決定は、ローソク足で行ったほうがいいです。

勝ちにつながる移動平均線の使い方!

移動平均線は何を表しているか、移動平均線から読み取るべきかを解説します。

1、トレンドや勢いを読み取れる。

これは知ってる方も多いかもしれませんが

移動平均線が右上がりなら上昇トレンド、

右下がりなら下降トレンドという判断に使えます。

ただ、正確にはトレンドを表していないので、波の高値安値切り上げ切り下げの状態

組み合わせて見ていきましょう。

次に、勢いが見れるということ。

「勢い」を見てないひと多いかもしれないですが、大切ですよ。

移動平均線(20MA等)が急激な角度で傾いていれば上昇や下降の勢いが強いといえますし。

角度が緩やかであれば、程よいトレンドということがわかります。

2、反発ポイントとして使う。

移動平均線で反発することはけっこうあり、押し目買い戻り売りの目安になります。

ただし必ず反発するわけではありません。

プライスアクションや上位足の形状と組み合わせて判断していく必要があります。

ここの分析ができるようになれば「次ここで反発するな・しないな。」というのがわかるようになります。

※この基本を使ったのが僕が紹介している33手法ですね。

レンジのときに移動平均線は使えない

注意すべきなのは、移動平均線にあまり角度がないときです。

そういったときは相場に勢いが無く、レンジ状態であるといえます。

レンジの中では予測不可能な動きをすることが多く、反発の根拠として使えないから

注意してください。

(レンジかどうかは、チャートの波の形で把握するとわかりやすいです)

なので移動平均線と波の切り上げ切り下げで見るといった、

いわゆるダウ理論的なトレンド把握も組み合わせるといいですね。

まとめ

移動平均線だけをメインで考えてエントリーしてもエントリーが遅かったり、

騙しにあいやすいため勝ちにくい。

しかし、移動平均線を「環境認識の道具」として、ダウ理論やローソク足の値動きと

組み合わせるとかなり使えます。

 

FX相場は移動平均線を組み合わせることで、驚くほどトレンドや勢いといった相場環境が

読み取りやすくなるため、多くのプロが使用しています。

移動平均線をエントリーを決断するサインではなく、

エントリーを補助する根拠として使いましょう。

【公式ツイッター】

Twitterもやってます、RTとフォローお願いします!

環境認識やプライスアクションについて質問があればDMください。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。