こんにちは
隆之です。
チャートパターンだけで勝てない理由は明白で
パターンというのは出現した場所によって「意味が違う」から。
もっと詳しくいえばパターンが出現した場所、出現にいたった波の形によって
意味が違うんですね。
場所で意味が違うってどゆこと?
パターンはサポート付近で出たのか、
レジスタンス付近で出たかによっても違います。
たとえば日足レジスタンス付近での1時間足三尊は、
「頭抑えられてるよ~上げにくいな~」
という意味ですが、
日足サポートラインでの1時足三尊は
「下に抜けるか、上にあげるか迷い中~」
という感じで意味が違います。
文字だと分かりにくいでしょうか?
では、図にしてみます。
図にしてみた!
↑日足レジスタンス付近での1時間足三尊の場合は
ここからの売りエントリーも「あり」です。
上に2回、3回と試したけど切り下げて落ちてき始めてますので。
買いが諦めやすい形です。
相場はたいてい「試す動き」をしてから転換します。
一方こちらは、サポート付近での三尊の形。
同じ三尊でもサポート付近や底値圏で出現しているので、
「もう上がらないよ!」という意味ではないです。
さっきとは意味が違いますよね。
パターンの下部分に、1時間足よりも強い日足のサポートがあるわけなので
ロング勢によって上に上がる可能性が高いです。
つまりここで「三尊だ!売り!!!」とやってしまうと
即逆行されるのです。。。
上位足をしっかり確認しよう
なのでパターンはどこで出ているのか、
という 長期足を見て周りの状況を確認する力 は 絶対に必須なんです。
いわゆる環境認識ですね。
これがチャートパターンだけでは勝てない理由の全貌ですね。
なので、
高勝率手法!!とか
高勝率鉄板パターン!!とか といったものは
あたかもパターンだけでラクに「高勝率」を叩き出せそうに思えますが
実は「環境認識」のちからが組み合わさってこそなんです!
そして環境認識は少し難しい。説明がぶっちゃけ大変なのです(笑)
なので発信者は伝えやすい「形(パターン)」を「最強手法だよ!」として
伝える人が多いのだと思います。
でも環境認識も毎日チャートを研究すれば1か月くらいで身に着けられますよ。
複数時間足の関係を何度も観察です!
プライスアクションや環境認識を意識して検証してみるとかなりわかってきます。