こんにちは
城野です。
トレードをやっててきついことって、やっぱり最終的にメンタルじゃないでしょうか?
1つ手法をみつけて確率やリスクリワードレシオがはっきりしていて
繰り返していけばプラスになると分かっていても
実際のトレードで負けるとメンタルが凹んだりします。
でも、トレードにおいて感情の浮き沈みって不要なんですよね。
連勝が続いて感情が高ぶると、「俺最強じゃね?!」みたいな気持ちになってしまって
しょうもないところでエントリーしてしまいます。結果連敗したり。
連敗が続いて凹んでいると、優位性のあるところなのにまた負けるのが怖くなってエントリーできなかったり、
逆に連敗が悔しくて取り戻し欲が湧き、適当なところでポジポジしてまた負ける。。。
なんてことがあるんですよね。
なので感情のコントロール術はトレードにおいて必須スキルになります。
で、トレードをやってて沸き起こる感情は、欲と恐怖なんですが欲のほうはわりと抑えやすいのですが
恐怖や怒りのほうは本能の性質上、かなり強く沸き起こります。
そして恐怖や怒りの感情が強くが出るときというのが、いわゆる負けたときですね。
この感情が制御できないと、リベンジエントリーや適当エントリーでさらに負けてしまったり
逆に全くエントリーができなくなってしまったりします。
ですので今日は僕が連敗に動じないようにするためにやっていた
メンタルを鍛える方法を2つ具体的に書いていきます。
預り金思考法
まず1つめは今の証拠金額は預かっているものだと捉える方法
例えばいま、ちょうど100万円の資金が口座にあったとします。
1回のエントリーでの許容損失は2万円だとします。
この状態で、3回と負けが続くと資金が2万x3回で6万円減るので94万円になり。
人によっては、けっこうメンタルが凹むと思います。
こういうときは、90万円があなたのお金で、残りの10万円は預けてもらった他人のお金だと考えます。
預かっているお金なので90万円まで減らさない限り別にあなたに損失というわけではありません。
なので、3連敗であれば資金は94万なのでまだ4万余裕がある、、という心理になります。
あとエントリー2回分(4万円)残っている。という見え方になります。
すると落ち着いてトレードができるんです。
つまり、バッファをもたせることで心の余裕が生まれるのです。
100万を少しでも減らしちゃいけないと考えると連敗したときに非常に心が痛みます。
しかし、トレードでは1回1回はランダムですから負けることもあります。
一進一退を繰り返して増やしていくゲームなので、今の金額に目を向けてはいけないほうがいいです。
150万あっても実際は140万だと考えるのがいいですね。
○○回は負けてもオッケーとか、○○円までは減ってもオッケーという心理状態になると
結構トレードが楽になります。
サイコロ訓練
これは実際のサイコロを使って、トータル思考を身につける方法です。
人間の脳は短期的に反応するようにできているので
1回、1回のトレードの結果に感情が動きます。
負けたら落ち込んだり、ブチ切れたり。
勝てば有頂天になったり、誇らしげになったり。
これは正常な脳をもったすべての人間がそうだと思います。
資金の増減で人間は感情がとてつもなく上下します。
けれどトレードは1回1回に別に意味はありません。
20回、30回繰り返してプラスになっているかが重要なんですよね。
「うん城野さん、それは頭でわかっているけど
どうしても1回1回に一喜一憂してしまうんですよ。」
そんな声が聞こえてきます。
この脳の性質を変えるにはサイコロを振りましょう。
やり方は簡単でサイコロの1から3を勝ちとして2万円プラスになる、
4から6を負けとして1万円減るとしましょう。
資金は30万円からスタートしてみてください。
これは勝率50%、レシオ2のトレード手法と同じになります。
とにかくサイコロをふって紙やエクセルに増減を描いてみてください。
30
29
31
30
29
28
30
32
34
。。
こんな感じで連敗や連勝を繰り返したりして、なかなか増えなかったり、一気に増えたりというのが
短時間で体験できるんです。
でやり続けると。連敗もたいしたことなく感じ始めるんですよ。どうせ、もうすぐ連勝くるな。と
だったらサイコロふりまくろーというトータル思考が身につきます。
これ、脳に癖つくまで1週間くらい続けてみてください。効果絶大です。
まとめ
預り金思考でバッファをもたせるという思考法と、サイコロをつかった訓練。
連敗が怖いという人はこの2つをやってみてくださいね。
とにかく別に負けてもOk。短期の勝ち負けにこだわりがない、1回1回はどうでもいい。
20回、30回やったときの結果と丁寧なトレードができたか。
ここに集中できるようにしたいですね。