最近、損切りができないという話をかなり聞きます。
エントリーしたあと、マイナス方向に逆行してしまうが
きっと元の位置まで戻ってくるだろう、、と考えてしまい損を確定できない。
ということだと思います。
ただ、僕自身は損切りができないという状態になったことがありません。
というのも、エントリーポイントが来たと同時に損切り場所も決まるルールだからです。
例えば、押し目買いだとすれば、エントリーしてすぐに
直近の安値の5pipくらい下にストップを置くというルールでやっています。
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サクッと損切りできる人のマインド
ですから、損切りができない方というのは、
おそらく、ルールも何もなく思いつきや感情でエントリーをされてるんでしょう。
順行した際のプランもなければ、逆行した場合のプランも立ててないので執行できないというわけです。
しかし、プロの方はエントリーする前に、損切り(ストップ)とリミット(利確)の位置を決めている方が多いです。
利確場所は利を伸ばしたりすることがあるため、
状況に応じて臨機応変に変えるかたもいます。
しかし、損切り場所はエントリー時からほぼ変えません。
エントリーの根拠が崩れたらいさぎよく負けを認める、そして損失は極力少なくする というマインドセットだからです。
これ以上逆行したらエントリー時の根拠が崩れるよね。ってところを損切りラインにします。
言葉を変える
損切りという言葉にマイナスのイメージがあり、なかなか執行できないのかもしれません。
そういう場合は、「撤退」とか「資金回収」ということばに変えてみてください。
いきなりですが、あなたは戦国時代の武将だとしてます。
あなたの軍は、相手がひるんでいると思って攻め込んだ(エントリー)。
しかし、おもいのほか反対勢力に押し返された。
どんどん味方の兵士が倒れていっています。
なので戦略の1つとして、一時撤退で兵士を引き上げた。
逃げるが勝ちってやつです。
これも損切りと同じですよね。
資金を守るためのポジティブな行為と考えてください。
そしてマイナスを早めに確定できたら、
「早めに資金を防御できた!資金回収成功!」とつぶやき、自分を褒めてください^^
こういうのって意外と大事です。
一時的なマイナスをプラスイメージのものにするんです。
撤退をプラスイメージで上手にできるのは優秀なトレーダーへの一歩だと思います。
トレードし続けると勝率100%は不可能です。絶対負けはあります。
ということは一生、損切りとは付き合っていくのですから、
切る事に対し無感情になる必要があります。
まとめ
・根拠が崩れたら資金回収
・エントリールールを作り、損切りもルールの中に入れる。
・損切り機会があれば、言葉を変えてポジティブに変える訓練をする。
これを徹底してみてください。
エントリーする前に、ストップをどこにするか決めてエントリー。
そして、絶対にストップ位置は動かさない。
少し資金が減っても、全部資金を失わなくてよかった!また再チャレンジすればいいや!
とプラスに捉えましょう。
FXは鍛錬あるのみ。コツコツ鍛錬していきましょう。