利益確定の方法には
次のレジサポラインで利確する。
161まで伸びたら利確する。
MAを基準にする。
ヒゲ等のプライスアクション。
といくつかありますが、今回は上記3つ目の
MA(MovingAverage=移動平均線)を利用した利確判断方法をお伝えします。
MAにはSMAとEMAがありますが
今回は私が使っているSMAで説明します。
ルールはシンプルで
5SMAを利用し終値が5SMAを割ったら決済です。
例えばこういうときです。
赤色が5SMAです。オレンジ水平線からブレイク狙いロングをしたとして
終値で赤線をわったのはピンクの縦線のところ。
勢いよく上に強く上昇していき陽線が連続していますね。
その後勢いが落ちてきてコマを出したり、陰線がでるようになってきましたね。
そして2つめの陰線で5SMAを割ったので決済です。
この利確方法は勢いのあるトレンド相場で有効です。
例えば、1時間足でしっかり上昇トレンドの時に、5分足でロングエントリーしたときに
利益を伸ばしたいときに有効です。
1時間足でトレンドが出ているのだから、5分足もわりと上に伸びやすいですよね。
移動平均線で利確するときの注意点
長い時間の移動平均線は使わないこと。
これはどういうことかというと、
10SMA、15SMAなどは使わないようにするということです。
利確するときは、ローソク1本1本の動きで利益が変わってきますよね。
なので機敏に動いてくれる短期MAを利用するのです。
移動平均線は数字が大きくなるほどゆったりとした動きになります。
なので10SMAとかだとローソクが終値割りするまでにだいぶ
利益が削られてしまうのです。
下記画像は赤が5SMA、オレンジ線が10SMA。
ロングを入れているとしたら10SMAの場合かなり下落してしまってますよね。
移動平均線の数値はいじりすぎない
数値にあまりこだわりすぎないようにしましょう。
MAでどの数値が効くのか
ベストな設定は?
なんてことを研究しだす人がいるようですが
それは時間の無駄です。迷宮入りするので絶対にやめましょう。
通貨ペアや時期によって値動きのボラは変わります、
数値を研究してもたいして利益や損失は変わりません。
なので5SMA~7SMAくらいにしておいてください。
利益確定の判断にはローソクの動きも合わせて使うと
さらに質の高い利益確定ができるようになりますので
インジケーターの数字イジリよりも値動きを覚えることに
時間を使ったほうが良いですよ~!
今回は利確の目安として5MAといった機敏に動く短期MAを紹介しました。
ほかにもトレンドの判断や反発サインに使える中期MAや(10MA~20MAくらい)。
長期的な動きを示す75MA、200MAなどありますので別の記事で紹介してみたいと思います。