よく売れている仕入れ対象商品が見つかったら
「何円以下で仕入れをすれば、利益がでるのか?」を
判断する必要があります。
販売価格よりただ安ければ仕入れられるというわけではないですよね。
電脳せどりではAmazonで販売する場合、
購入価格とほかに必要な経費がかかります。
例えば、下記のようなイメージです。
↓
ある商品にかかる費用
Amazonでの販売価格 15000円
販売手数料約10% -1500円
自宅からAmazonフルフィルメントセンターへの送料 -500円
仕入れる時の送料(購入元から自宅まで) -850円
商品代金 -5500円
なので、
販売価格15000円
経費の合計 1500+500+850+5500=8350円
利益 15000-8350=6650円
6650円が利益になるわけです。
このように1つの商品を販売するまでにはいくらかの経費がかかっています。
売上(Amazonでの販売価格)から経費(かかった費用)を引いたものが利益ですね。
正確な経費の額というのは実際に売った後にしか分からないのですが
ある程度は予想できます。
費用を想定しておいてから
仕入れるほうが安心です。
では
あらかじめおおよその費用を知る計算方法を説明します。
費用の算出するさいは「FBA料金シミュレーター」という
計算サイトを利用すると便利です。
一発で計算してくれますよ〜。
FBA料金シミュレーター
FBA料金シュミレーターの使い方
まずFBA料金シミュレーターのサイトに行くと上記のようなページになります。
アマゾンのASINコードor商品名(型番やメーカー名)を入れましょう。
するとこのような画面になります。
あとは「このくらいの金額なら売れる」と思う販売価格を入力し、
計算ボタンをクリック・・・・
すると、かかる費用の計算が行われます。
この商品では販売価格を分かりやすいように
13000円と設定しました。
あなたがもし、これから仕入れる商品をFBAっを使って販売しようとしている場合は
一番右の列の「FBA発送の場合」のところを見てください。
何にいくらの費用がかかるか、見込みの費用が細かくわかります。
上記の画像を見ると・・・・
販売手数料は1300円
出荷作業手数料は99円
発送重量手数料は228円
月次の保管手数料 7円
と、なっていますよね?
これらが13000円のマウスを売る時にかかる費用です。
そして、上記の費用のをまとめた金額が「費用/コストの小計」の部分です。
この商品では1634円と書かれていますね。
1300+99+228+7=1634円
FBAを使用すると便利なサービスが受けれるかわりに、上記のように
いろいろな費用が少しずつかかります。
このサイトで計算される費用はだいたいの金額です。
販売価格13000円に対しては1634円くらいの費用が掛かますよ~ということですね。
なので手数料を抜いた後の純売上は11366円になります。
希望仕入れ価格を計算するときは?
では、純売上額がわかったところで本題の
利益を取れる仕入れ価格を計算していきましょう。
例えば20%の利益が欲しいとします。そうすると
11366円×0.8=9092円(欲しい利益20%を引いた額)
そして、仕入先から自宅までの送料を引きます。
9092円-800円=8293円(送料800円を引いた額)
次に自宅からフルフィルメントセンターまでの送料を引きます。
注:この金額は同梱したりすると100円以下になったりして、
商品によって差があるので任意です。
私はだいたい1箱500円かかると見込んで計算しています。
8293円-500円=7793円(送料500円を引いた額)
7793円が「希望仕入れ額」になります。
7793円以下で仕入れて13000円で売ることができれば
利益率20%以上の利益を得られます。
利益額は利益率20%なので
11366円×0.2=2273円
になります。
では手順をおさらいをしましょう。
①FBAシュミレーターでAmazon各種手数料を引いた「純売上」を計算
②欲しい利益を引いた数字を出す
③自宅まで送料を引いた数字を出す
④フルフィルメントセンターに発送する送料を引く
2番の部分では、欲しい利益率で引いてもいいですし
欲しい利益「額」を引いてもOKです。
例:純売上高11000円-欲しい利益額2000円
アマゾンの販売手数料は商品やカテゴリーによって異なりますが
だいたい10%~13%くらいになります。
多少の費用はかかりますが、FBAを利用する価値は非常に高いので必ず使用するように
しましょう。