しろのです。
「理不尽な返品が来たけどどうすればいいの？」という質問されることがあります。
多くの人が困っているこの問題をがっつり解説します。
電脳せどりをやっていると返品がどうしてもあります。
通常は基本的にFBAに納品すると思いますので返品の対応もあなたがする必要はほぼありません。
アマゾンのスタッフがすべてやってくれるため、すごく楽です＾＾
ただ、問題なのはどんな状態の返品でも受け付けてしまうことなんです。
返品が購入者から申請されるとFBAのセンターにいるスタッフが処理をします。
その時にあなたが納品したときの商品と状態が変わっていても、返品を自動的に行なってしまいます。
たとえば新品で納品、販売したのに返品時は使用されているということです。
不具合がある場合は仕方ないですがなるべく
お店側の私たちからすると受け付けて欲しくない返品ですよね。
返品にもいろいろ種類があり、仕方ないかと思えるものと悪質なものです。
悪質な返品理由としてはこんなものがあります。
思った商品とは違ったから箱を開封後に返品、
新品だった商品を使用後に壊れたから、
中には高額な家電やカメラを購入したあと、まったく違う商品と入れ替えて返品する
という事例もあります。
これは返品詐欺と呼ばれています。
買った商品は返品依頼をするので返金が行われ、
ガラクタをすり替えて返品し、購入した商品は別のところで売るのです。
かなりの利益が出ると思います。
やばいですよね。
犯罪レベルの返品です。
原因はアマゾンが返品商品を受け付ける時に動作確認や検品ができないからです。
大量に商品が返品されてくる中で、いちいち検品するのはアマゾンからすれば非効率です。
なので、返品がお客様からなされれば問答無用で受け入れます。
このシステムを悪用する一部の購入者がいるのでこのような事態が起きています。
損するのはもちろん販売者です。
数万円程度で販売したものが、中古商品だったり、ジャンク品同然になって
戻ってくる訳ですから半端なく凹みます。
金額は低かったのですが僕も何度かこのような経験があり、「うわあぁ・・」と
1日中ブルーな日がありました笑
しかし、FBAを利用する限り自動的に返品を受け付けるため
この返品リスクは避けられません。
防止するにはFBAを利用しないという手段をとるしか
ないようです。
つまり自分の手元に商品をもっておき、売れたらそこから発送する
という方法です。高額な商品はこのようにすることで、購入者が返品をしても
あなたが目で確認したあとに返金を行うことができます。
もし戻ってきた商品を検品して悪質な返品だった場合は、
返品受け付けられないといったメッセージを送り返金を拒否しましょう。
ではこのリスクをどうやって下げていくのか。
まず、FBAに返送の依頼をかけて返品商品が手元に来たら
壊れていないか、開封されていないか
をしっかり見るようにしてください。
つまり、納品時と明らかに状態が変わっていないかをチェックします。
できればデジカメで撮影しながらダンボール箱を開封していくのがベストです。
テクニカルサポートに相談！
異常に気付いたらとりあえずセラーセントラルからテクニカルサポートに電話し保証を依頼しましょう。
新品だったのに、箱がボロボロになっていたり、
商品が壊れているものがあればダメ元でいいので
アマゾンテクニカルサポートにクレームをしてください。
アマゾンテクニカルサポートはセラーセントラルのヘルプページから問い合わせができます。
なるべく詳細に状況を話すためにも「電話」で担当者と話すのがオススメです。
相手も人間なので強く伝えれば、商品代金が補填がされる場合があります。
破損が著しくひどいという内容で申し立てをしましょう。
一番ひどい場合、商品のすり替えでの返品をされた場合ですが前述のように
ダンボールを開封するときにカメラで撮影しているのが証拠になります。
動画で撮影をしておけば、あなたがすり替えたのでは？と疑われる可能性が下がります。
ASINコードのラベルは貼ってあるままだとおもいますので、
「納品したはずの元の商品とは、全く違う」ということを伝えれば商品代金を保証をしてくれる可能性が高まりますよね。
購入者にクレームしたい！
たまに感情的になり購入者に連絡をする方もいます。
「なぜこの商品を返品したのですか？」という内容ですね。
私の場合このように送っても解決することほとんどありませんでした。
大抵、返事が返ってこないか逆ギレされます。
あなたが求めている結果はお金の返金だと思いますが
それが叶う可能性はかなり低いです。
場合によっては悪い評価をつけられたりする可能性もあります。
購入者を問い詰めたい気持ちはグッと抑えて
アマゾンテクニカルサポートへ対応の連絡をしましょう。
対策
対策としては、中古商品は納品前にしっかり動作確認をすること。
新品商品は開封ができないのでチェックができないのですが、中古であれば動作確認が
可能です。面倒ですが確認後に納品するほうがいいと思います。
また、高額な商品の場合はFBAに納品するのではなく自己発送をしたほうがいいです。
一度8万円ほどするコーヒーメーカーをFBA納品で販売しましたが、不具合ということで戻ってきました。
戻ってきた商品を調べてみたところ不具合はみられなかったので使い方が分からずに返品したのではないかと思います。
また購入者にとってもFBA商品は誰ともやり取りをしなくていいのでとても返品しやすいです。
これが自己発送であれば、出品者のあなたとやり取りすることになりますし
返品後の検品をあなたがしたうえで返金が行われるので
購入者からすれば安易な返品はできなくなります。
カートはとりにくくなりますが、リスクを抑えたいのであれば
自己発送にしたほうがいいでしょう。
長くなってしまいましたが、これらが返品リスクに対する対策です。
ぜひ取り入れてみてください。
